薩摩酒造が造る「さくら白波」の魅力に迫る~風味編~
2016/03/10
薩摩酒造が造る「さくら白波」の魅力に迫る~仕様編~の記事では、私の「さくら白波」に対する並々ならぬ期待を述べてきました。
何とも美しいピンクのラベルに、造りが難しいとされる「黄麹製の芋焼酎」。いよいよ、「さくら白波」の栓を開けてその風味と出会ってみたいと思います。
「さくら白波」いざ!開栓の刻
キャップをとって、香りを嗅いでみます。
!!!!!
想像していた香りとは全く異なります。それは正に薩摩焼酎の香り!リニューアル以前の「さつま白波」を思い出すような香りです。
「芋臭い」と言うか、いわゆる「芋焼酎が苦手とする方」が毛嫌う香りです。
正直、かなり期待していただけに残念な気持ちになりました。
「さくら白波」を味わう
氷をグラスいっぱいに入れて、いよいよ「さくら白波」を味わいます。
香りがわたし好みではなかったので、その味わいへの期待感も減少してしまいましたが、気を取り直して味わいます。
「芋臭いあの香りからは、おおよそこのような味だ!」という先入観を持ってその風味と向き合いましたが、結果は全く異なります。
!!!!
滑らかな口当たりで、クセのない味わいです。「芋臭いあの香り」からは想像もできないぐらい飲みやすい芋焼酎です。
ちょっと例えが悪いかもしれませんが、「香り」と「風味」が一致しない「なっとう」のようです。(私はなっとう大好きですよ。)
一度「さくら白波」を味わってからは、どんどん次が欲しくなります。
黄麹特有のバニラのような甘さとサツマイモの甘い香りは、後切れの中でほのかに感じることができます。
私が想像していた「女性のような繊細な味わい」というよりは、女性の「厳しさ(香り)」と「やさしさ(味わい)」を兼ね備えた芋焼酎でした。
「さくら白波」を飲んでみた感想
香りを嗅いだ時は、いつもの薩摩焼酎の香りと変わりませんでしたので、正直がっかりしました。
ですが、その香りからは想像もできない程、口当たりは良く、クセが無く飲みやすい芋焼酎です。
それでいて、サツマイモの甘い風味もほのかに感じるので、芋焼酎としての特徴も備えています。
「さくら白波」は香りと風味のギャップにやられて、次から次へと欲しくなる芋焼酎です。
これから、他の黄麹製芋焼酎を探究してみたいと思います。
今回使用した芋焼酎「さくら白波」はこちらです。
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