芋焼酎白霧島ライフ&ちょっと気になるお酒の情報

「白霧島」の風味を軸とした芋焼酎評価とちょっと気になるお酒の情報をフォーカス!

*

「ビール類税制統一」にメーカー、庶民の不満は爆発必至!!

      2015/10/19

2015年8月7日、いよいよ政府が動き始めました。

ビール、発泡酒、第3のビールのカテゴリーで統一されるビール類の税制統一化に向けて、政府が各メーカーとの協議を始めました。

以前から、当ブログでも取り上げてきましたがいよいよ本格的にビール類の税制統一化に向けて歩み出したことになります。

ビールは減税、発泡酒、第3のビールは増税へ

税制統一

スポンサードリンク

このように350ml缶で、ビールは22円の減税、発泡酒は8円の増税、第3のビールは27円の増税になります。

これはそのまま販売価格に増減されますので、ビールは少し安くなり、第3のビールはかなり高くなることになります。

ビールしか飲まない方々には朗報です。

一方、庶民の晩酌でお馴染みの第3のビールを飲まれる方々にとっては、極めて面白くない話です。

政府の狙いはどこに!?

resize

税額の格差がビールの消費低下に影響していること

消費低下がビールの国際競争で後手にまわる要因となること

建前上、このようなことを税額統一の理由としていますが、誰もそのようなことが理由だとは思っていません。

政府の狙いが「税収を上げること」というのは間違いないでしょう。

本当に上記理由を叶えるのであれば、「税率を一番安い28円」に統一すればよいのです。

そうすれば、ビールの消費、生産も上がるわけですし、メーカー間の競争もより激しくなるでしょう。

ビール類税率統一で懸念されるメーカー格差

アサヒビール、サッポロビールは、ビールの販売比率が6割以上と高いのに対して、キリンビール、サントリーは第3のビールの販売比率がかなり高くなっています。

実際、アサヒは「スーパードライ」サッポロは「エビス」「黒ラベル」。キリンは「のどごし」、サントリーは「金麦」のイメージが強くあります。

サントリーが「ザ・モルツ」新発売を発表!ビール新時代に懸ける思いとは!?キリンビールが「セブンゴールド まろやかエール<無濾過>」を売り出す裏事情とは!?の記事でもご紹介しましたように、このビール類税制統一に向けた対策は「キリンビール」「サントリー」ともに動き出しているようです。

となると、半ばメーカーも諦めモードといったところでしょう。

政府は5~7年の移行期間を検討はしているものの、より早く施策を打ったメーカーが有利なことは間違いありません。

ビール類税率統一に思うこと

resize1111
メーカーが知恵を絞りぬいて造り出した「ビールのようなビール風味飲料」がこのまま衰退の道をたどることは間違いないでしょう。

つまり第3のビールは今後減っていくに違いありません。強いて言うならば、糖質オフや低アルコールで差別化するぐらいしかないでしょう。

恐らく「第3のビール」を造る為の設備は必要なくなることになります。政府が税率を統一することによって、このようなムダも発生するわけです。

それはどうでもよいことなのでしょうか!?税金を回収する手段は山のように考えますが、どうも使い方に関しては熟考されていないように感じます。

高所得者はビールが安くなって万歳かもしれませんが、私たち庶民は、第3のビールで疲れた体をリフレッシュすることが小さな楽しみです。

ビール風味飲料を買う為に使うお金は間違いなく高くなるわけですから、残念でならないです。

きっと、この政策を取り組んでいる方々は「お酒」が嫌いなのでしょう。確かに「お酒」には悪いイメージが付きまといます。

私たち飲酒する側も「適度な量の飲酒」を心掛け、「飲酒運転」等反社会的行為をやらないようにしなければなりません。

もう少し「お酒」の印象が良くなれば、「ビール類税制統一」のような増税も防げるのではないかとも感じます。

2015年10月19日追記⇒政府・与党は「ビール類税制統一」「酎ハイ増税」の税制改正案を見送る見通しであることを発表しました。

追加記事はこちら⇒「ビール類税制統一」「酎ハイ増税」が見送りとなった2つの裏事情とは!?

ブログランキングに参加中。応援をお願いします!!

人気ブログランキングへ
記事が参考になったと思われる方は、記事下のSNSシェアボタンクリックをお願いします。

 - 酒類業界の話題 ,

スポンサードリング

スポンサードリング

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

お酒買取
お酒買取の無料査定に挑戦!「赤霧島」の驚きの査定額は!?高額での買取価格になるのか!?

インターネットを利用して本格焼酎の販売価格調査をしていると、「お酒を買取販売業者 …

jyosei
ビールグラスに相性抜群のステンレスタンブラーを試してみましたよ!

友人とお酒の話をしていると・・・ 「妻に氷が溶けないグラスを買ってもらったんです …

PAK86_atamawokakaerudansei20131223500-thumb-815xauto-5033
元プロ野球清原選手の事件を踏まえて、お酒への関わり方を慎重に考えてみましょう!

今年に入って、芸能界では暗い話題が持ち切りですよね(涙) その中でも「元プロ野球 …

daku
「獺祭」と「黒霧島」に共通する4つのキーワード~前編~

「獺祭」と言えば、日本酒好きならば誰もが知っている銘柄。海外へも進出し、日本酒の …

resize1111
お酒を選ぶ際に迷う「パック」と「瓶」。それぞれの特徴とシーンに合わせた選び方を解説します!

本格芋焼酎に限らず、日本酒や焼酎を購入する際、瓶とパックで迷ったことはありません …

OOK89_anatanono120131223500-thumb-662x500-3986
お酒のラベルに秘められた魅力をご存知でしょうか!?

酎や日本酒を購入しようと酒屋さんやスーパーのお酒コーナーに足を運ぶと、目の前に広 …

TAN_aozametadansei500_TP_V
巷で人気の「ちょい飲み」その落とし穴とは!

1日仕事に追われて、帰ったら奥様や子供達の相手が待っているサラリーマンのお父さん …

課税移出数量考察
急激な飲酒人口の減少が予測される今後。アルコール問題が減ることへの期待と窮地に陥る酒類業界。

「若者のお酒離れ」「少子化」は、今後の酒類業界にとって最大の懸念点です。 今回は …

209
神戸市灘地区のお酒造りが盛んなわけ!

日本酒、本格焼酎、ビール等「お酒造り」に欠かせないものの一つは「お水」の存在です …

課税移出数量考察
酒類課税数量から考察する「ビール類税制統一」や「18歳以上飲酒解禁」との関係性~後編~

前回の記事では、H19~H26にかけた「酒類全体の課税移出数量」の数値をもとに、 …