「氷結」新商品が販売停止のそのわけは!?この決断は正しいのか!?
前回、キリン氷結シリーズの記事を書いて、キリンの飽くなき挑戦に感銘を受けていたのですが、少しびっくりするニュースが入ってきました。
yahooのトップ記事に「氷結」新商品が発売停止に!・・・
エッ!?昨日の記事で「氷結ストロンググルメ」を紹介したばかりだったのに(汗)
まさかの発売停止!?と思っていたのですが、
どうやら物は違ったようです。
ニュース内容を引用させていただきますと、
キリンビールは、来月20日に予定していた「キリン氷結ハロウィンオレンジ」の発売を中止すると発表しました。「氷結」はウォッカベースの酎ハイで、果物のストレート果汁を使用していることを商品の特徴としています。しかし、今回の商品の原料としてイタリアから輸入したブラッドオレンジ果汁に水が加えられている可能性が高く、「ストレート果汁」として使用できないと判断したということです。
ということなんですね。
ハロウィーンを意識した新商品で9月末にイタリア産のブラッドオレンジを材料にした限定氷結シリーズだったようですね。
ですので、今のところ「氷結ストロンググルメ」は予定通り発売されるはずです。
ますますキリンの評価が上がる決断では!?
キリン氷結の最大の売りで、こだわりなのが「ストレート果汁」なんですね。
ブラッドオレンジ果汁に水が加えられたということで、「ストレート果汁」の基準から、外れたことが販売停止の最大の要因なのは間違いないでしょう。
キリンの中でも「氷結ブランド」はゆっくり育て上げて今、かなり強いパワーを発揮しているわけなんですが・・・
そこで消費者が少しでも「???」と思う商品は出したくなかったんでしょうね。
商品コンセプトを作って、記者発表をして、パッケージを決めて・・・ここまで来るのに相当な労力が掛かったのは言うまでもありませんが(汗)
そこを「販売停止!」と決める決断力!並大抵のものではないですよね。
キリンからすれば当たり前の決断だったのかもしれませんが、相当な損失もあったでしょう。
材料へのこだわりは忘れてはいけない
やはり人の口に入れるものは、気を遣うものでしょう。
どんなジャンルのお酒であっても、材料へのこだわりを持っている商品が最後まで評価されているように感じます。
特に日本人が求めるものは「安心・安全」が色強くなってきていますよね。
しっかり消費者の立場に立って英断したキリンはまさに評価すべきではないでしょうか!?
このタイミングまで、材料の不備に気づかなかったことはおいておきましょう・・・
「氷結」販売停止の「評決」は、正解だったと思います。
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Comment
こんばんは‼
パッケージ見たとき、カボチャのチューハイかと思いました(笑)
でも、一時期「食品の産地偽装」などがニュースになることが続いたこともありましたし、こういったこだわりには賛成です♪
また改めて、美味しい氷結が出てきてくれることを願います!
玲さん
コメントありがとうございます。
確かにカボチャの印象が強いですよね(汗)
「氷結シリーズ」の人気は、こういったこだわりからきているのかもしれませんね。