芋焼酎白霧島ライフ&ちょっと気になるお酒の情報

「白霧島」の風味を軸とした芋焼酎評価とちょっと気になるお酒の情報をフォーカス!

*

本格麦焼酎「いいちこ」でお馴染みの「三和酒類」が遂行する「麹プロジェクト」!新たなジャンルへの挑戦!

   

いいちこ
下町のナポレオン「いいちこ」でお馴染みの三和酒類が遂行する「麹プロジェクト」が地道な歩みを続けています。

「麹プロジェクト」に関して本格焼酎の伸び悩み 打開策は!?の記事でも取り上げましたが、「麹プロジェクト」とは、「麹文化のお酒、麹を使った蒸留酒を極めていこう!」というプロジェクトです。

日本の伝統的な技法である「麹」を使って出来た「蒸留酒」をもう一度見直していくことが、今後の本格焼酎業界の発展には不可欠だと同社和田社長は述べていらっしゃいます。

そんな「麹プロジェクト」に進展が見られましたので、今回ご紹介したいと思います。

スポンサードリンク

カクテルの素材に「スピリッツ」ならぬ「和ピリッツ」の提案

カクテルの素材と言えば、「ジン」「ラム」「ウォッカ」「テキーラ」といったところが主流です。

カクテルは外来の「アルコール飲料」ではありますが、日本を代表するカクテル素材は何!?と聞かれたところで、答えに詰まるところがあります。

そこで、三和酒類が新たに提案するのが、麦を原料とした蒸留酒ベースにボカニカル(植物果汁)を加えたスピリッツです。
和ピリッツ

その名も「TUMUGI」

同社から、大々的な広告は行っておらず東京・銀座3丁目にある「日比谷バー」で展開を始めているといいます。

同店は「オリジナルカクテル」と「麹を使ったグリル」が人気で、高級感溢れるBarです。

三和酒類と日比谷バー同じ「麹」を大切にする両社が共同して目指す「和スピリッツ」の提案は、今後の本格焼酎業界発展の為のひとつのヒントに成り得るのではないでしょうか!?

カクテルが持つ限りない可能性

カクテル
本格焼酎はデンプンを含む材料由来の様々な風味が楽しめるアルコール飲料です。

ですので、本格焼酎業界は「本格焼酎個体が持つ魅力」をこれまで全面的に押し出してきました。

ところが若者のアルコール離れもあり低迷する「本格焼酎業界」。実際に本格焼酎ファンは、40~50世代がほとんどです。

「本格焼酎業界」も変わらなければ、若者を取り込まなければ、未来は明るくないのです。

ここで三和酒類が目に付けた「カクテル」というお酒のカテゴリー。

「カクテル市場」はかなり大きく、お酒に精通した方も多数存在します。世界的にも「焼酎」よりは遥かに知名度が高いアルコールです。

加えて若い世代にも人気が高いジャンルです。

そこで麹で出来た「和ピリッツ」を素材とした「カクテル」が活躍すれば、本格焼酎業界の発展に寄与すると共に、若者にも「麹」で造られたお酒を楽しんでもらえるでしょう。

「カクテル」が持つ限りない可能性が、今後の本格焼酎業界の救世主になるかもしれません。

ブログランキングに参加中。応援をお願いします!!

人気ブログランキングへ
記事が参考になったと思われる方は、記事下のSNSシェアボタンクリックをお願いしますm(__)m

 - 新商品情報, 焼酎業界の話題 , ,

スポンサードリング

スポンサードリング

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

N112_sonnabakana500-thumb-750x500-1952
ハワイのお土産はもう迷わない!日本人も驚くその商品とは!?

ハワイに旅行に行くと必ずお土産を買って帰ることになりますよね。 会社などグループ …

714_kuroisanishiki-320x320
18Lの【黒伊佐錦】デカクロが当たるクロイサキャンペーンの詳細と魅力をご紹介!

元祖黒麹芋焼酎と言えば、【黒伊佐錦】でございます。 現在は、博多華丸さんのCMで …

102042_1
「茜霧島」の美味しい飲み方を徹底検証!

第3回目の「茜霧島」発売が先日行われました。今回無事に「茜霧島」をゲットすること …

図1
芋焼酎新商品情報 濱田酒造「海童 鯨雲」「海童 蒼(ブルー)」

鹿児島県いちき串木野市に本社を構える濱田酒造㈱は、このたび2つの新商品を販売致し …

617
おすすめの芋臭い芋焼酎をピックアップ。実は芋臭い芋焼酎なんて存在しない!その真相とは!?

芋焼酎を飲み慣れてくると、芋感が強い芋焼酎が欲しくなりますよね。 「芋感が強い芋 …

021
2014年の焼酎・泡盛メーカー売上高ランキング

2015年8月26日、全国の焼酎・泡盛メーカーの2014年の売上高ランキングが、 …

b-r02_0_b
酒類業界の発展に不可欠な近年の飲酒者志向!その3つの要素とは!?

一昔前はちゃぶ台に清酒の一升瓶を置いて、親父が酒を乱暴に飲む姿がありました。 こ …

021
芋焼酎業界のスタンダードを覆した黒霧島の存在

芋焼酎の出荷量を競い合う鹿児島県と宮崎県。歴史を切り開いたのは、鹿児島県の薩摩焼 …

yjimageTFZTRGB1
薩摩酒造から新登場【神の河スパークリング】の魅力に迫る

芋焼酎のお湯割りが身体を芯から温めてくれる季節ですね。 春の足音も聞こえつつある …

f0145103_139843
2015年秋販売の「赤霧島」かどうかを調べる方法とは!?

2015年秋の「赤霧島」が販売されて、赤霧島ファンの皆様の手元にも「赤霧島」が届 …