地下水と水道水の是非

2015/02/24 2015/07/28

焼酎を美味しく飲む為には「水」にこだわる必要があるということです。このシリーズは「こだわりの水」と題して徹底的に水を探求し、焼酎に合う水を見つけることが目的であります。こだわりの水シリーズは第4弾目となります。

前回の記事では水道水がどのように私たちの手元まで届くのかを追求しました。詳しい内容は焼酎の味を左右する「水」身近な水道水が手元に届くまでをご覧ください。

地下水と水道水　たどり着いた私の考え

きれいな川

水道水に対する率直な感想は、「川の水って大丈夫かな」というところでした。ですが、水道水を調べていくとどの地域でもガイドラインが整っており、責任を持たれて各家庭に配水されていることがわかりました。また塩素臭（カルキ臭）は安心・安全の証だということも理解できました。

一方で霧島裂罅水に限らず、地下水や湧水はどうでしょうか。もちろん店頭で売られているものや配られているものには適正な処置がなされていると思いますが、実際水源を私たちの目で確認することはできないのです。だから川のように見えている「水源」と地下水や湧水のように見えない「水源」を私たちがどのように捉えるかだと思います。

ただ、私が霧島裂罅水を使用して造った「白霧島」を飲んだ時、美味しかったという感想を述べました。焼酎以外でもお茶やコーヒーなどあらゆる飲み方をしましたが、水道水より美味しいと感じたのは事実です。

私が美味しいと感じた理由は何より「カルキ臭がしなかったから」だと思います。それに加えて、霧島裂罅水に含まれるミネラル分（カルシウム、マグネシウムなど）も「白霧島」によく合ったからでしょう。

私がどこまでこだわって焼酎を飲むかにもよりますが、安全の証と言えどもカルキ臭が、無い方が美味しく感じるのは事実です。ですので「水道水が美味しくない」のではなくて、
「水道水のカルキ臭が気になるから美味しくなく感じる」のです。水道水は川の水質が影響することもあり、地域性があると思いますので一概に言えませんが、私の地域は田舎ということもあり、カルキ臭以外の臭いはそこまで気になりません。

私が考える焼酎に使う水とは

私が毎日の晩酌で焼酎をたしなむときに使用する水は、通常の水道水では物足りないけれど、霧島裂罅水を汲みに行くほどのパワーはないということです。要はこの間に落とし込むような水を探すことだと考えます。思いつくことは、浄水器をつける！ミネラルウォーターを購入する！ウォーターサーバーを設置するなどです。もちろんお金は最小限に抑えたいですね。
次回からは焼酎に使う水をあらゆる方法を使って見つけていきたいと思います。

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