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「赤霧島」が酒屋さんに重宝される理由とは?

      2015/11/01

「茜霧島」の発売以降、「赤霧島」の人気に陰りが出てきているように見えますが、実のところそうでもありません。

確かに「茜霧島」は「赤霧島」の後継者 プレミア必至のそのわけは!?の記事で述べたように今後プレミア焼酎として扱われるのは「茜霧島」になっていくと予想されます。

ですが、決して「赤霧島」の人気が衰えたわけではありません。今でも根強いファンは存在しますし、贈答品としても喜ばれる「赤霧島」であります。

需要がまだまだある「赤霧島」は、酒屋さんにとってもかなりの武器になるのはご存じでしょうか!?

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酒屋さんにとって「赤霧島」とはどんな焼酎なのか!?

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「赤霧島」のインターネットでの販売価格は第3回目の「茜霧島」が発売!「茜霧島」と「赤霧島」の価格動向は如何に!?の記事でも書いていますが、おおよそ1,800円です。

一方店頭での「赤霧島」販売価格は、ほぼ定価での販売となっております。

「茜霧島」が販売になるまでは、「赤霧島」が定価で販売されているのを見かける機会は少なかったのですが、現状では「赤霧島」は定価で買う以外は考えられません。

さて酒屋さんにとってはこの販売価格はどのように捉えられるのでしょうか!?

よくよく考えてみると、定価で「赤霧島」を販売して売れ行きが良いということは、酒屋さんにとってもかなり利益があるのです。

競争が激しい「ビール」や「チューハイ」は、どこの安い店で購入しようか!?と消費者側が選択できる状態にあります。

そうなるとこのような商品は酒屋さん側も安くせざるを得ません。それでも利益はあるのですが、定価での販売は考えられないのです。

そう考えるとコンビニは、かなりの利益があることがわかると思います。

さて話を戻しますが、「赤霧島」の定価販売は「赤霧島」自体が利益を生み出すだけでなく、お客様を呼ぶ効果も備えているのです。

お店の入り口に「赤霧島定価販売しています。」というポップが貼ってあったとすると、「赤霧島」ファンは立ち寄って確認したくなるでしょう。

手に入りにくい「赤霧島」が定価販売しているのだから、他の焼酎も安いのではないか!?と思うのが消費者の心理です。

このように「赤霧島」を定価販売することは、酒屋さんにとって多くのメリットがあるわけです。

しかし同じプレミア商品である「茜霧島」はこのような扱いはできないのです。「茜霧島」の発売を心待ちにしない人達とは!?の記事でも書いていますが、「茜霧島」と「赤霧島」の大きな違いはその販売数量です。

「茜霧島」のように販売数量が少ない品目は酒屋さんとしても扱いにくいのです。

「赤霧島」は1升瓶も販売するなど、メーカーが造る「赤霧島」の製造量が増加してきました。ですので、酒屋さんとしても好きなように扱える商品になってきました。

「赤霧島」の在庫を抱えて特売日の目玉商品にしたり、「赤霧島」をメインにセット商品を作ったりと「赤霧島」を軸に販売戦略を立てることができます。

「赤霧島」が酒屋さんに重宝される理由とは?

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1.「赤霧島」は定価でも十分売れる商品であり、「赤霧島」自体が利益を生み出すことができる。

2.「赤霧島」を客引きのアイテムとして使うことができて、「赤霧島」以外の商品も売れる見込みがある。

3.「赤霧島」の出荷数量が安定してきており、酒屋さんも「赤霧島」の在庫を多く抱えることができる。

4.「赤霧島」の在庫が十分にあるため、「赤霧島」を軸に販売戦略を立てることができる。

このように「赤霧島」は酒屋さんにとって重要なアイテムになるのです。

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