夜長の秋にゆっくり「本格芋焼酎」を嗜むための評価方法を紹介します!
あんなに暑かった夏も終わり、すっかり涼しくなりました。
夜長の秋が始まり、落ち着いて一日の疲れを癒す晩酌の時間も増えてきたのではないでしょうか!?
鹿児島や宮崎では一日のダレ(疲れ)をヤミ(癒す)ということで、晩酌のことを「だれやみ」と呼ぶそうです。
一日の仕事や家事で疲れた体を「本格芋焼酎」で「だれやみ」!という習慣が昔からの言い伝えだとのこと。
ただぼんやり「本格芋焼酎」を嗜むのも良いですが、「利き酒観点」で本格芋焼酎を嗜むのも面白いですよ。
今回はその一般的な評価方法をご紹介したいと思います。
本格芋焼酎の評価方法~香り編
まずは、本格芋焼酎を飲む前に、フタを開けた瞬間に香りを楽しみます。
香りを楽しむ評価方法をご紹介します。
このように見ると、人間の特性なのか「悪い香り」の項目の方が多いです。
「華やかな香り」も強すぎると「エステル臭」のような「悪い香り」となり、「香ばしさ」も同様に強いと「コゲ臭」となります。
本格焼酎の香りは「バランス」が大切で、香りの良し悪しは紙一重だということですよね。
本格芋焼酎の評価方法~風味編
本格焼酎の香りを楽しんだ後は、いよいよ口に含んでその味わいを楽しみます。
風味を楽しむ評価方法をご紹介します。
風味に関しても香り同様で、「悪い風味」の項目の方が目立ちます。
本格焼酎の風味に関しても特徴が強すぎると、バランスが悪くなります。
本格芋焼酎を楽しむ上で大切なこと
官能評価も面白いですが、やはり「自分好みの本格芋焼酎を見つけること」が一番だと思います。
人間誰しも食べ物にも好き嫌いがあるように、本格芋焼酎にも自分が好感が持てるものとそうでないものがあると思います。
欠点の香りや風味に関しても感じ方は人それぞれで、一般的に欠点とされているものでも飲む人によっては、「好きな味香り」になることだってあると思います。
フランクに楽しむことも「本格芋焼酎」の楽しみ方のひとつですよね。
「本格芋焼酎」は、南九州の風土と文化が生んだお酒です。その造り手や風土を感じながら、秋の夜長を楽しんでみてはいかがでしょうか!?
私も今日も本格芋焼酎で「だれやみ」を楽しみますよ。
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