芋焼酎新商品情報 濱田酒造「海童 鯨雲」「海童 蒼(ブルー)」
2015/07/25
鹿児島県いちき串木野市に本社を構える濱田酒造㈱は、このたび2つの新商品を販売致しました。その詳細情報について詳しく見ていきます。
「海童 鯨雲」
蔵元出荷が2015年4月10日予定の「海童 鯨雲」の詳細を見てみましょう。
吟醸系酵母を使用
日本酒のモロミから吟醸系酵母を分離し、その中でも焼酎モロミに対する耐性が強い酵母を選抜して自社開発した吟醸系酵母を使用しています。 この酵母はクエン酸耐性を持ち、アルコール生成能も高いことが前提で、清酒の特徴である吟醸香を醸すことができることが特徴です。何よりも「香り」が楽しみな芋焼酎です。
芋焼酎では珍しい減圧蒸留
芋焼酎は通常サツマイモの香りを特徴として出したいために常圧蒸留が用いられますが「海童 鯨雲」は減圧蒸留が採用されています。
吟醸系の香りと減圧蒸留でスッキリ飲める芋焼酎となるでしょう。
常圧蒸留と減圧蒸留の違いが気になる方は常圧蒸留と減圧蒸留の違いにみる焼酎の楽しみ方をご覧ください!
「海童 蒼(ブルー)」
この商品は2014年に夏向けの芋焼酎で販売された「海童 蒼(ブルー)」720ml瓶の容量変更によるものです。今回は1800mlの商品になります。それでは「海童 蒼(ブルー)」の詳細を見てみましょう!
もろみ21製法
もろみ21製法とは、通常15日間の「もろみ発酵期間(一次仕込み+二次仕込み)」を21日に延長し、低温管理発酵を促すことで華やかな香りを引き出す方法です。
通常の芋焼酎造りは、一次発酵期間(酒母造り)が6日間、二次発酵期間が9日間と言われています。
蒸留する前のモロミの状態で仕込み容器(タンク、甕)に15日間滞在するのが一般的な製法です。
21日間じっくり低温発酵することで、酵母がストレスフリーな環境で良好な発酵が行えることが予想されます。
酵母はストレスが溜まると酸臭の元となる揮発酸を生成する傾向があるため、酵母の生育環境は酒質に大きな影響を与えるのです。
まとめ
今回は、濱田酒造が新発売する「海童 鯨雲」「海童 蒼(ブルー)」をご紹介しました。
2銘柄ともに減圧蒸留を採用していることもあり、スッキリした酒質であることが予想されます。
これから夏を迎えるに当たって、スッキリした味わいの芋焼酎が続々と発売されるかもしれません。
日向木挽BLUEでもあったように、「青」という色彩をモチーフにした芋焼酎の発売が目立ちます。
夏や海をイメージする「青」=スッキリ爽やかな酒質!といった各メーカーのコンセプトが覗えます。
「海童 蒼(ブルー)」のご購入は、安心・安全、通販楽々のアマゾンでいかがでしょうか!?今回は720mlの商品のご紹介です。「海童 鯨雲」は入荷次第追記致します。
海童 蒼(ブルー) 芋 20度 720ml
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