日本酒ブームのきっかけをご存知でしょうか!?
2015/07/28
突然ですが「國酒プロジェクト」を御存じでしょうか!?
國酒プロジェクト
平成24年5月、古川元久国家戦略担当大臣(当時)が、日本を代表する酒として日本酒・焼酎を「國酒」としました。今から3年ほど前の話になります。
正直な話日本酒は知っているけれど、焼酎も國酒に入るのか!?と思った方がほとんどではないでしょうか!?
その「國酒」を世界の方に知ってもらい、たしなんでもらうこと。日本に来た外国人に日本酒、焼酎を楽しんでもらうこと!これが國酒プロジェクトの概念になります。
細かい目標は以下の通りです。
1.成長戦略
海外の日本食ブームをきっかけに、海外で國酒をもっと飲んでもらうこと。
2.地域活性化
國酒や食を目的に、海外からたくさんの観光客に来てもらうこと。“地元”で國酒を飲んでもらうこと。
各地域の酒蔵や温泉・宿を旅する「酒蔵ツーリズム」を体験してもらうこと。
3.日本文化の振興
國酒やそれにまつわる食の魅力をもう一度見直すこと。
國酒プロジェクトの大きな狙い
日本食ブームに便乗して、海外で國酒を広めること。國酒を知った外国人が本場の國酒を飲みに日本に訪れる!
この好循環を利用して、國酒の輸出増加、海外観光客の流れを作るのが大きな狙いだと考えられます。
日本の風土を生かし、日本人のもつ忍耐強さ、丁寧さ、忍耐強さを表現した國酒はもっと多くの人たちに体感してもらわなければなりません。
日本酒の躍進
國酒プロジェクトの以前から日本酒の輸出量は伸びており、2001年から11年間で2倍の量を輸出しています。
そして、2012年90億円弱であった輸出量はついに、2013年で105億円と100億円の大台を突破しました。
2014年においても115億円と、日本酒の海外ブームは衰えることを知りません。
國酒プロジェクトを掲げる攻めの日本酒外交が功を奏した形となりました。この効果もあり増産を開始した日本酒蔵もあるといいます。
世界における日本酒の躍進が目覚ましい一方、もうひとつの國酒である焼酎はどうでしょうか?
世界における日本焼酎の評価に続く。
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