お酒を飲むと顔が赤くなるわけ!日本一酒豪の地域はどこだ!?反対に下戸の地域は〇〇県!
あなたは、お酒を飲むと顔が赤くなります!?
私は、比較的顔に出ない方だと言われますが、体調によっては直ぐに顔が赤くなることもありますね。
お酒を飲んで顔が赤くなる原因は、アルコールの分解によって生成されるアセトアルデヒドの影響が大きいようですよ。
アセトアルデヒドが顔を赤くする理由は!?
アルコールを摂取すると分解して、最終的には水と二酸化炭素となって体外に排出されるわけなんですが、中間物質にアセトアルデヒドができるのです。
アセトアルデヒドは発がん性物質でもあり、これがお酒を飲み過ぎるといけないよ!って言われる大きな理由なのですね。
このアセトアルデヒドという物質は、血管を拡張する働きを持っているため、血管が拡張し、顔が赤くなるという症状が出てしまいます。
つまり「お酒で顔が赤くなっている状態」と言うのは、アルコール分解最中で、体内にアセトアルデヒド物質が存在しているということになるんですね。
顔が赤くなる人とならない人
そうです!私も冒頭で述べたように、顔があまり赤くならないタイプなのです。
日本人にはお酒を飲むと顔が赤くなる人、ならない人がいますよね!
要するに顔が赤くならない人は、あっさりとアセトアルデヒドを分解してしまうわけですよ!
アルコールの分解には個人差があるわけなんですが、これは遺伝によるところが大きいと言われていますね。
「あんたのお父さんも大酒飲みでねー!」なんてことを言われた方や・・・
「あなたの家族は誰も飲まないよね!」なんて言われた経験のある方もいらっしゃるのでは!?
実は、アルコール分解の中でもアセトアルデヒドを分解する酵素は遺伝によるところが大きいそうなのです。(筑波大学原田助教授らの研究より)
アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)遺伝の仕組みとは!?
こちらのサイトで詳しく解説しています。
アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)を作る遺伝子にはお酒に強いN型、そして突然変異で出来たお酒に弱いD型が存在するとのこと。
必ず両親からいずれか一つずつを引き継ぐので、私たちは3種類のアセトアルデヒド脱水素酵素を持つ可能性があるというわけですね。
NN型⇒お酒に強い(飲んでも赤くなりにくい)
ND型⇒ほどほどに飲める(アルコール分解に時間が掛かる)
DD型⇒お酒が飲めない(お酒を飲むと動悸・息切れ)
このように、親からの遺伝によって代々お酒が飲める家系、飲めない家系が出来てしまうのですね。
ですので、お酒が飲めないDD型の人に対してお酒を薦めるのは、絶対に止めましょうね!
以前は「一気飲み」等、無謀な飲み方が流行りましたが、体質的な部分もありますので、危険なお酒の飲み方には気をつけましょう!
お酒に強い地域、弱い地域がある!?
実は黒人や白人の方には、弱い遺伝子D型を持っている人がほとんどいないと言われています。
ですので、このようなお酒の強さに個人差があるのは、東洋人だけだと言われています。
日本国内で考えても、お酒に強い都道府県があるとも。
北海道、東北、南九州、沖縄には酒豪タイプNN型が多いという結果が報告されています。(筑波大学原田助教授らの研究より)
確かに思い返してみると、東北は日本酒好きが多いですし、沖縄に至っては、泡盛をガブガブ飲むイメージですよね。
南九州は、本格焼酎が盛んで毎日のようにダレヤメをするお父さんが多いとか。
一方で、近畿、中部、中国地方には下戸タイプのDD型が多いとのこと(同上研究)
日本で一番お酒に強い県は秋田県、一番弱い県は三重県だという結果が得られたとのことでした。
お酒の飲み過ぎにはご注意を
日本人は、体質によってお酒を飲める!飲めない方が存在するということですが・・・
いくら飲めるタイプだからと言っても、飲み過ぎには注意が必要ですよね。
アルコールは、必ずアセトアルデヒドという物質を経由して、体外に排出されるわけですから、このアセトアルデヒドが少なからず体内に存在する時間はあるのですね。
アルコールを多く摂取すればそれだけ、アセトアルデヒドを多く体内に取り入れるということになるのですよ。
また、お酒が飲めることは親から頂いたありがたい特性でもあるわけですので、ご両親に感謝しないといけないですね。
では、楽しいお酒ライフを!
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