6月の酒税改正。本当にお酒は値上がりしたの?
6月1日より改正酒税法が適用となりました。
その内容でわたしたちが最も気になるのが、
酒類業者(製造・卸・小売)は正当な理由なく、総販売原価以下での酒類の安売りを繰り返してはいけない。
という部分です。
今まで、ディスカウントストアーやドラッグストアーで安く販売されていた酒類の安売りを禁止するという内容ですね。
わたしたちが、酒類を購入する際に価格が割高になるわけですから、とても財布に痛いお話となるわけです。
酒税法改正施工から1週間が経過しましたが、本当に値上がりしているのでしょうか?
現状を追いかけてみます。
大手小売業者が値上げを実施
イオンリテール、イトーヨーカ堂、西友、ライフ、サミット、ドン・キホーテの6社の5月第5週および6月1日の店頭価格比較した結果が以下の通りです。
最安値が、色付けされている部分ですね。
イオンリテールの値上がり幅が一番小さく、お買い求めやすくなっています。
実際に、値上がりしているのは事実のようで、イオンリテールは他小売業者に寄せる可能性もありますね。
その他にも日本酒、チューハイ、焼酎でも値上がりが実施されています。
インターネット通販では?
スーパードライの箱売り価格を見ると、Amazonでもこの値段です。
5月末の時点でAmazonでは、4,379円で販売されていましたから、800円ほど値上がりしています。
一気に割高になった感がありますよね。
今回はビールに関して取り上げましたが、日本酒や焼酎でも値上げの傾向があるようです。
これから飲酒人口がますます・・・
お酒を飲む若者が減っていますが、実際に市場でもこのように値上がりするとお酒のファンは離れていくでしょう。
今後が心配ですね。
しばらく記事を更新していませんでしたが、お酒ファンが離れないためにもおいしいお酒の情報を届けていきたいと思った次第です。
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