「夏限定焼酎」が続々登場!その人気の理由とは!?
2015/07/25
鹿児島県を中心とする南九州酒販や本坊商店等の卸店から、続々と「夏限定芋焼酎」の発売が発表されています。焼酎蔵と卸店の共同により提案されている「夏限定焼酎」ですが、今回はその魅力に迫っていきたいと思います。
南九州酒販からは、「アイスなお酒」シリーズとして8蔵元から8銘柄の発売!
本坊商店からも、「夏焼酎」シリーズとして8蔵元から8銘柄の発売となっています。
「アイスなお酒」や「夏焼酎」との表現も何とも涼しげなイメージが漂う「夏限定焼酎」ですが、その外見も鹿児島名産「しろくま」とコラボするなど、夏の暑さを吹き飛ばすブルーボトルになっています。
「夏限定焼酎」は卸屋さん、焼酎蔵、酒屋さんが共同して世に送り出すわけですが、コアな芋焼酎業界において明るい「話題性」を提供することができるのも「夏限定焼酎」の魅力のひとつだと思います。
ビール業界においても、夏はスッキリした味わいを、秋には深い味わいの限定商品を出してファンを獲得するように、「夏限定焼酎」も焼酎ファンを作るひとつの契機となるのではないかと感じます。
「夏限定焼酎」はどのような味わいになっているのでしょうか!?
低アルコール商品の採用
冷蔵庫に冷やしてそのまま飲む!いわゆる日本酒の冷酒のようなスタイルを採用している商品が多く、アルコール度数12度の焼酎が多いです。
高いもので20度ですので、冷蔵庫に入れて瓶のまま飲むのも良し!グラスに氷を入れてキュッと飲むのも良し!といったラインナップになっています。
夏限定ですので、冷たい焼酎をがぶ飲みすると言う贅沢な飲み方ですね。容量も500~720mlということで、飲みきりタイプが多いようです。
焼酎は腐れませんので、飲みかけでもまた冷蔵庫に入れて冷やして飲むこともできますね!
すっきりした味わいを意識
「夏らしく飲めるという」ことを意識して造られた焼酎が多いです。冷やしてストレート、ロックで飲むということを想定していますので、酒質も狙いやすいのでしょう。
「夏限定焼酎」は、焼酎酵母や発酵温度に関して、夏らしくスッキリ・爽やかに飲めるような選択をしています。また、軽快な酒質が味わえる減圧蒸留の採用をしている銘柄もあります。
更には風味とキレがある麦焼酎を芋焼酎にブレンドしている商品もあるようです。
「夏らしくスッキリ・爽やかに飲めることを意識した芋焼酎」という明確なコンセプトがあるため、いずれの製造方法も夏らしさへの工夫が感じられる銘柄ばかりです。
「夏限定焼酎」の価格
容量が500~720mlの低容量ですので、価格は800円台で購入できるようです。
「夏限定焼酎」ということもあり、様々な工夫をして造られている芋焼酎ですが、定番品とほとんど金額差がないので、一度試してみたいですね。
アルコール度数が低いことが金額が安くなっている要因でしょう。
「夏限定焼酎」の人気の理由
やはり「夏限定焼酎」の人気の理由は、スッキリ爽やかな味わいで飲みやすいことでしょう。
私たちが「夏限定焼酎」を飲むときにイメージする味と合致することが、その人気の理由のひとつでしょう。
また安心の価格で手軽なボトルであることもその理由のひとつだと思います。
海へ出かけたとき、キャンプでのクーラーボックスへ、バーベキューの片手になど「夏限定焼酎」が活躍するシーンがたくさんあります。
芋焼酎をがぶ飲みする夏もまもなくです。
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