あなたはどっち派!?「瓶ビール」と「生ビール」の違いとは!?
2016/01/06
居酒屋に行ったときの特権は、1杯目に「生ビール」が飲めることだと思っています。
もちろん私は断然、「瓶ビール」よりも「生ビール派」です。
やはり「冷えた生ビール」が喉を通る時の爽快感「クリーミーな泡」が美味しさを倍増させます。
皆様は「生ビール」「瓶ビール」どちらが好きでしょうか!?この「生ビール」「瓶ビール」の違いに着目して記事を書くわけですが、意外な答えが判ったのです。
「瓶ビール」も「生ビール」
「生ビール」を飲む際、冷えた霜降りのジョッキにキンキンに冷えた「ビール」を注いで飲みます。
何か特別な鮮度が高い「生ビール」を使用しているイメージがあると思っていましたが、答えは全く異なるのです。
私たちが普段飲んでいるビールは全て「生ビール」なのです。
ただ、詰められている容器が異なるだけの違いなのです。「瓶」「缶」「樽」いずれかに詰められているだけなのです。
ですので、居酒屋さんで売られている「生ビール」と「瓶ビール」の中身は全て同じものなのです。
rong>
生ビールが美味しく感じる理由

一般的に「生ビール」が人気があるわけですが、どうして「瓶ビール」よりも「生ビール」のほうが美味しく感じるのでしょうか!?
その理由は「泡」にあります。
「生ビール」のジョッキ上部にある「クリーミーな泡」は重要な役割を果たしているのです。
「泡」が黄金色の液体(ビール)の酸化を防ぐ役割をしています。ビール液体は空気に触れることによって、酸化して味が劣化する傾向にあります。
表面に「泡」があることによって、ビールの酸化(味の劣化)を防ぐことが出来るのです。
注いで時間が経った「ビール」を飲んだ時、どこか味が違うと感じた経験があるのではないでしょうか!?
それは、ビールの酸化によるものだと推測されます。
「瓶ビール」の方が実はお得!?
「生ビール」と「瓶ビール」の中身が同じと解った時点で、「じゃあ、どちらが良いの!?」という話になります。
正解は「好きな方」で良いと思いますが、違いを検証していきましょう。
容量はどちらが多いの!?
通常居酒屋さんで準備されている「瓶ビール」は、「中瓶」が多いです。「中瓶」の容量は500mlです。
一方「生ビールのジョッキ」の一般的な容量は285mlです。
容量的には「瓶ビール」が断然お得だと言えます。と言うのも、「生ビール」と「瓶ビール」の料金はほとんど変わりないお店が多いでしょう。
保存状態を見ると
「生ビール」用の樽生は8~20Lの容器になっています。
例えば、20Lの容器を285mlの容器で飲んだ場合、70杯分の容量が入っているのです。
一日に70杯出る活気のある居酒屋さんであれば良いですが、「生ビール」の回転が悪い店だと同じ樽生を数日使用することになります。
樽生は密閉と言えども少しずつ炭酸ガスが抜けて、味が劣化していく傾向があります。
CMで見たこともあると思いますが「ビールは鮮度が一番」と言われています。
私がある日、居酒屋さんで「生ビール1杯!」と頼んだところで、いつ栓を開けた樽生かはわかりません。
ビールを最もお得に美味しく飲む方法
最終的に、どのようにすれば居酒屋さんで、最も「美味しく」かつ「お得に」飲むことができるのでしょうか!?
答えは、「瓶ビール」を「生ビール」のように演出して飲むことでしょう。
瓶ビールを生ビールのように注ぐ方法
1.冷えたコップやジョッキを準備しましょう。
2.半分程思いっきり泡がたつようにビールを注ぎます。
3.泡立ちが高く(泡7:液3)のような状態にします。
4.少し泡が落ち着いたところにゆっくり泡立たないようにビールを注ぎましょう。
5.コップ若しくはジョッキ一杯のビールを注ぐと(液8:泡2)程度の美味しいビールが完成です。
「瓶ビール」を頼んで、このようにゆっくり自分の「生ビール」を造ることが、最もお得な方法でしょう。
居酒屋さんで飲む本当の目的は!?
確かに上記のような手順で「自分の生ビール」を造ることが最もお得で美味しいビールを飲むことができるでしょう。
ですが、居酒屋さんで飲む本当の目的は何でしょうか!?
以前も「飲みに行く」本当の理由とは?で述べましたように「仲間と会話を楽しむこと」が大きな目的だと思います。
となれば、時間を掛けて「自分の生ビール」を造るよりは、注がれた「生ビール」をみんなが手に持って「乾杯」することが大切なのかもしれません。
「飲み方」にこだわるのも大切ですが、「飲み会」では場の空気を読むことも大切ですよね。
何より「その飲み会の目的は何なのか!?」ということが重要なのではないでしょうか!?
ブログランキングに参加中。応援をお願いします!!
人気ブログランキングへ
記事が参考になったと思われる方は、記事下のSNSシェアボタンクリックをお願いします!
スポンサードリング
スポンサードリング
関連記事
-
-
「夏限定焼酎」が続々登場!その人気の理由とは!?
鹿児島県を中心とする南九州酒販や本坊商店等の卸店から、続々と「夏限定芋焼酎」の発 …
-
-
暑い夏を吹き飛ばせ!「ゆきゆき台湾風かき氷器」を使ってオリジナルカクテルを作ろう!
いよいよ梅雨が明ければ夏本番です。太陽が照り付ける暑い夏には「かき氷」がピッタリ …
-
-
徹底調査!!どこでどんなお酒が売れているの!?酒税法改正案の是非を問う!!
酒類の過剰な廉売を規制する酒税法改正案が国民の間で波紋を呼んでいます。この度、国 …
-
-
必見!本格焼酎業界に欠かせない3つの志向とは!?その現状と対策!
酒類業界の発展に不可欠な近年の飲酒者志向!その3つの要素とは!?の記事でも取り上 …
-
-
サントリーが「ザ・モルツ」新発売を発表!ビール新時代に懸ける思いとは!?
サントリーは2015年9月8日から発売するビール「ザ・モルツ」のニュースを発表し …
-
-
普通の「芋焼酎」と何が違うの?「芋焼酎」のPB商品をご紹介!その2つの魅力とは!?
先日、キリンビールがセブン&アイグループと共同開発した「セブンゴールド まろやか …
-
-
あなたは行きましたか!?暑い夏の定番【ビアガーデン】人気の実態を調査!
梅雨も明けて、早朝からセミの声で目が覚めますね。 毎年夏は暑い!と感じますが、今 …
-
-
神戸市灘地区のお酒造りが盛んなわけ!
日本酒、本格焼酎、ビール等「お酒造り」に欠かせないものの一つは「お水」の存在です …
-
-
「日本酒」と「焼酎」の違いとは!?~造り方法の違いをフローで解説~
同じ國酒である「日本酒」と「焼酎」ですが、その違いは何処にあるのでしょうか!?今 …
-
-
平成27年の酒類輸出に明るい兆し!驚くべき需要のウイスキーと、伸び悩むしょうちゅう!明暗分かれた蒸留酒
国税庁より平成27年の酒類輸出に関する情報が公開されました。 詳細は平成27年酒 …