焼酎お湯割りの魅力
2015/06/26
本格焼酎は様々な飲み方で味を楽しむことができます。皆様におかれましては、どのような飲み方をされるのでしょうか!?定番の飲み方から、変わった飲み方までピックアップしてみます。
様々な焼酎の飲み方
・ストレート(いわゆる「生」)
・水割り → 氷と好みの水量でアルコール度数を調整できます。
・ロック → 氷+焼酎の飲み方です。
・茶割り、ウーロン割り → 水割りの水の替わりに「緑茶」や「ウーロン茶」を用いる割り方です。
・お湯割り → 焼酎をお湯で割って飲みます。
・コーヒー割り → 水割りの水の替わりに「コーヒー」を用います。コーヒーが好きな方は驚くほど飲みやすいと思います。(アルコール感が出ないので、飲み過ぎる危険性があります。)
・炭酸割り → 水割りの水の替わりに「炭酸水」を用います。
このように様々な飲み方ができるのが焼酎の魅力です。私はロック、水割りといった形で飲むことがほとんどです。
今回はこの中で焼酎の飲み方でもベーシックな部類に入るお湯割りについて見ていきます。
お湯割りの魅力
実は鹿児島県内で人気がある芋焼酎の飲み方は「お湯割り」なのです。
その理由は「お湯割り」が最も芋焼酎の「香り」「味」「風味」を感じることができる飲み方だからです。
芋焼酎を本格的に味わうためには、「お湯割り」を極めることが一番なのです。
芋焼酎の地元では、「お湯割り」が人気なのでしょうが、首都圏においては全くそうではありません。
首都圏で人気がある本格焼酎の飲み方は、「ロック」や「水割り」といった比較的手間がかからないものです。
甲類焼酎が主流であった昔からの名残があるのでしょう。
ですが、一手間掛けて「お湯割り」を飲むことによって本格焼酎の本質に出会うことができるのです。
この本質に出会う人が増えただけ、焼酎ファンも増えてくることは間違いないでしょう。
お湯割りの作り方
お湯割りの作り方をご存じでしょうか!?焼酎グラスにお湯を先に注ぐのがポイントです。
先にお湯を注ぐことによって、グラスを温める効果があります。その後、焼酎を注ぎ入れます。
温かいお湯に対して、冷たい焼酎が入ることによって、自然と焼酎は下の方へお湯は上の方へと流れができます。これを「対流」と呼びます。
対流の効果によって、自然と焼酎とお湯が混ざり合います。お湯割りが美味しく飲める温度は42度と言われています。
お湯割りの魅力を伝えるためにメーカーに望むこと
実は前述のお湯割り最適温度を提唱しているのは薩摩酒造なのです。
薩摩酒造がお湯割りを研究して、割り方を「ロクヨン」(焼酎が6割、お湯が4割)に調整し、42度で飲むのが一番美味しい飲み方である!
と発表しています。「ロクヨン」と「42度」というのは語呂も良く非常に分かりやすい解説であると言えます。
ですが、このようなお湯割りの詳細を示している蔵は薩摩酒造しかありません。
例えばお湯割りが美味しいと言う「白霧島」においても、どれくらいの割合で!どれくらいの温度で!どのような硬度の水質で!という表記があれば、もっとお湯割りも定着するのではないでしょうか!?
造る蔵によって芋焼酎の味わいも違うわけですから、美味しく飲む条件も変わってくるでしょう。
現在のメーカからの情報は「お湯割りは美味しいよ」とか「芋の香りが甘い焼酎ですよ」とか、漠然とした内容が多いのが現状です。
メーカーにおかれましてはそこを消費者任せにするだけでなく、どんどん「美味しい焼酎の飲み方」の具体的な方法を発信して頂ければと思います。
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