お酒のラベルに秘められた魅力をご存知でしょうか!?
酎や日本酒を購入しようと酒屋さんやスーパーのお酒コーナーに足を運ぶと、目の前に広がるお酒の数に「どれを選べばよいのかわからない」といった感情になる方もいらっしゃるのではないでしょうか!?
そういった場合、参考になるのは「○○鑑評会優等入賞」といった賞をもらったお酒を選ぶ!というのも手段の一つになるわけです。
以前、本格芋焼酎の優等賞受賞を紐解く。これであなたも迷わない!の記事で詳しく解説しています。
今回は「賞」とはまた違った形での話をさせて頂きたいと思います。
お酒に必ず貼られているラベル
目の前に広がるお酒を見た時に誰しも「気になるラベル」というのがあるのではないでしょうか!?ラベルと言うのは、瓶に貼られた商品名が書いてあるシールのことです。
「ふと手に取って見てしまうラベル」こういった魅力的なラベルを選んでしまうのも、焼酎や日本酒の選び方のひとつになります。
焼酎や日本酒が好きな方は自宅の棚に陳列させて、ラベルを見て楽しんだりもしますよね。
また焼酎や日本酒をズラーッと棚に陳列させている居酒屋さんもよく見かけます。それだけで私は、すごくテンションが上がります。
実はその「ラベル」について面白い調査をしている会社があります。
「日本人+外国人205人に聞きました!書道ラベルのイメージ調査」という企画を「きた産業」さんが行っています。
「きた産業」とは、お酒の瓶・パッケージ・キャップ・王冠などを製造・企画する会社で、いわゆる「お酒の外観専門家」ということになります。
ラベルの形!圧倒的人気は!?
調査結果を「きた産業さんのHP」でご確認頂けますので、こちらからご覧ください!
「漢字ラベル」「ひらがなラベル」「伝統意匠のラベル」「カラフルなラベル」のジャンルの中で、日本人・外国人に圧倒的な人気を誇るのが、「漢字ラベル」なのです。
確かに「漢字ラベル」が日本のお酒!という印象が強く、私ならば「カラフルデザインのラベル」よりも「漢字ラベル」を選択しますね。
次に、「ウイスキー」の人気があるラベルを見てみましょう。
ウイスキー
ウイスキーでは「山崎」が圧倒的人気を誇っていますね。「飲んだ・知っている!」「好きな書体」共に日本人・外国人No.1です。
もちろん知名度も大切になってくるのだと思いますが、ウイスキーには少し崩れた行書体の方がマッチするということでしょう。
「日本酒」のラベルはどうでしょう!?
日本酒
ここでは日本人・外国人では意見が異なるようです。比較的「銘柄名がはっきりしている文字体」が人気があるようです。
「日本酒=職人が造るお酒=繊細な風味」というイメージを表現するには、明瞭な文字体の方が向いているということでしょうか!?
最後は焼酎のラベルです。
焼酎
「中々」の字体が日本人・外国人共にNo.1です。特徴的な丸みを帯びた字体です。
「焼酎=あまみ・まるみのあるお酒」というイメージがあるということでしょうか!?
ラベルとお酒の結びつき
しかしながら、ラベルひとつでそのお酒のイメージまでも決めてしまう!ということがあるのだと思います。
「ウイスキー」「日本酒」「焼酎」に対して、私たちそれぞれが持っているイメージというのが存在し、そのイメージに合致する「ラベル」というのがあるのです。
すなはち、冒頭にお話しした「ふと手に取って見てしまうラベル=私たちがイメージするお酒と合致したラベル」ということなのでしょう。
つまり、直感で手にしたラベルのお酒を購入して飲んでみる!ということは、自分がイメージするお酒と照らし合わせるという感覚で楽しむことができます。
そういった楽しみ方もお酒の魅力だと思うのです。
もちろん蔵元さんは、お酒の風味に合わせてラベルや銘柄を決めるわけです。
蔵元さんの造るお酒の思いは、ラベルに込められているということになります。
最後に、蔵元さんにお願いしたいのは「ラベル負けしない美味しいお酒を造ってほしい!」ということです。
やはり「ラベル」に惹かれて購入したお酒がイメージと違った!美味くなかったというのは、残念ですよね。
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